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この記事では、
調理師免許試験対策【栄養学】分野別模擬試験問題をお伝えします。
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栄養学の模擬試験
問1
人体の構成成分に関する記述の( )に入る語句の組み合わせのうち、正しいものを1つ選びなさい。
人体はさまざまな元素で構成されているが、主要なものは約(A)種である。構成成分の割合では、特に(B)の量が年齢、性別、体格などにより個人差が大きい。
A B
(1) 200 たんぱく質
(2) 20 脂質
(3) 200 無機質
(4) 20 炭水化物(糖質)
答え(2)
問2
栄養素の機能に関する記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。
(1) 活動のエネルギー源となる栄養素には、炭水化物(糖質)、脂質、たんぱく質がある。
(2) 体組織の成長と補充の役割を持つ栄養素には、タンパク質、脂質、無機質(ミネラル)があり、血や肉、骨となる。
(3) 水は、体内での物質輸送、化学変化に必要な物質であり、通常栄養素の中に含まれる。
(4) 体機能の維持調整の役割がある栄養素には、ビタミン、無機質(ミネラル)、タンパク質がある。
答え(3)
問3
多糖類に関する記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
(1) セルロースは、ヒトの消化酵素で分解される。
(2) アミロペクチンは、消化されるとブドウ糖と果糖を生じる。
(3) グリコーゲンは、主に肝臓と筋肉に存在する。
(4) でん粉は、体内で1g当たり9kcalのエネルギーを発生する。
答え(3)
問4
炭水化物に関する記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。
(1) ブドウ糖は、単糖類である。
(2) でん粉は、多糖類である。
(3) 果糖は、二糖類である。
(4) ショ糖は、二糖類である。
答え(3)
問5
食物繊維の働きに関する記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。
(1) 便秘の予防
(2) 食後の血糖値上昇の促進
(3) 血中コレステロール値の上昇の抑制
(4) 糖尿病の予防
答え(2)
問6
たんぱく質に関する記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
(1) 約20種類のアミノ酸がペプチド結合で数多くつながった化合物(ポリペプチド)である。
(2) 炭素、水素、酸素のほかに約16%のヨウ素を主成分とする。
(3) 複合たんぱく質は、アミノ酸だけで作られている。
(4) たんぱく質の栄養素は、非必須アミノ酸のバランスが良いものほど高い。
答え(1)
問7
たんぱく質に関する記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。
(1) 体内で合成可能なアミノ酸を非必須アミノ酸と言い、体内で合成できない9種類のアミノ酸を必須アミノ酸という。
(2) 筋肉、皮膚、血液、毛髪など、生体の構成成分である。
(3) 肉、魚、卵、乳類などの動物性食品に多く含まれるが、大豆にも多く含まれている。
(4) たんぱく質の栄養価を示す指標の1つとしてアミノ酸スコアがあり、必須アミノ酸の種類と含量が多いたんぱく質ほど栄養価が高い。
答え(4)
問8
ビタミンに関する記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。
(1) すべてのビタミンは体内で合成できるので、食物から摂取する必要は無い。
(2) 化学的性質により、油脂に溶けやすい脂溶性ビタミンと、水に溶けやすい水溶性ビタミンに分類される。
(3) いわゆる健康食品やサプリメントであっても、ビタミンを取りすぎると、脂溶性ビタミンは排泄されにくく、過剰症につながりやすい。
(4) ビタミンは他の栄養素に比べて性質が不安定で、調理、加工による損失が大きい。
答え(1)
問9
ビタミンに関する記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。
(1) ビタミンA、ビタミンCは酸化しにくい。
(2) ビタミンE、ビタミンKは光に弱い。
(3) ビタミン系は、血液凝固因子の合成や骨の形成に必要な脂溶性ビタミンである。
(4) 葉酸は、核酸の合成などに関与する補酵素であり、欠乏により巨赤芽球性貧血を生じる。
答え(1)
問10
ビタミンに関する記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。
(1) ビタミンEは抗酸化作用を持つ。
(2) パントテン酸は水溶性ビタミンである。
(3) ビタミンCはヒト体内で合成できる。
(4) ビタミンCが欠乏すると、歯茎などから出血しやすくなる。
答え(3)
問11
脂溶性ビタミンの主な欠乏症・過剰性の組み合わせのうち、誤っているものを1つ選びなさい。
(1) ビタミンAの過剰性─頭痛、吐き気、肝障害、胎児の奇形発現
(2) ビタミンDの過剰性─夜盲症、成長障害
(3) ビタミンEの欠乏症─未熟児の溶血性貧血、乳児の皮膚硬化症
(4) ビタミンKの欠乏症─血液凝固不良、新生児メレナ
答え(2)
問12
無機質(ミネラル)とその過剰性に関する組み合わせのうち、誤っているものを1つ選びなさい。
ミネラル過剰症
(1) ナトリウム─血圧上昇
(2) 鉄 ─鉄沈着
(3) クロム ─耐糖能低下
(4) リン ─腎機能低下
答え(3)
問13
ホルモンと関係する疾患や作用の組み合わせのうち、誤っているものを1つ選びなさい。
ホルモンと関係する疾患や作用の組み合わせのうち、誤っているものを1つ選びなさい。
(1) 血圧上昇 ─アドレナリン
(2) 胃酸分泌促進 ─ガストリン
(3) 下垂体性小人症─性ホルモン
(4) 巨人症 ─成長ホルモン
答え(3)
問14
消化酵素を含まない分泌液として、正しいものを1つ選びなさい。
(1) 唾液
(2) 胃液
(3) 膵液
(4) 胆汁
答え(4)
問15
ライフステージ別の食生活に関する記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
(1) 妊娠中は、特に貧血になりやすいので、良質たんぱく質、鉄分、ビタミンを十分にとる。
(2) 離乳食は生後5、6カ月ごろから始め、早く慣れさせるためにする。
(3) 幼児期は消化器官の機能が十分に発達しているので、1日3食にし、間食は必要ない。
(4) 高齢期は、飲み込み(嚥下)障害の調理の工夫として、油脂の使用を控える。
答え(1)
問16
病気と栄養に関する記述のうち、正しいもの1つ選びなさい。
(1) 2型糖尿病の治療には、食事療法や運動療法が有効である。
(2) 脂質異常症では、魚油を少なめに摂取する。
(3) 高血圧症では、エネルギーを多くとる。
(4) 鉄欠乏性貧血は、鉄やたんぱく質の過剰から起こる。
答え(1)
問17
食物アレルギーに関する記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。
(1) アレルギーの原因物質をアレルゲン(抗原)という。
(2) ある食べ物に対して過剰な免疫反応が起こり、蕁麻疹やアナフィラキシーショック、嘔吐、下痢、湿疹などの症状が起こる。
(3) 乳幼児の3大原因食品として、鶏卵、牛乳、魚がある。
(4) アレルギー対応食には、正しい判断に基づいた必要最小限の原因食物の量を基本とする。
答え(3)
まとめ
この記事では、
調理師免許の試験対策【栄養学】分野別模擬試験問題をお伝えしました。
こちらは、試験内容を網羅的にお伝えしているのではなく、ブログ作成者が試験に出やすいと感じたポイントに絞ってお伝えしています。
次回、調理師免許の試験対策【食品衛生学①】暗記すべき要点まとめは、下記からご覧いただけます。
当サイトを初めてご覧になった方は、以下の記事から学ぶことをお勧めしています。
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